ロングクルーズ・大洋横断


ヨットによる 大洋横断 まとめ

国旗とクルージング















    ヨットによる 大洋横断 まとめ
 




 先人の世界周航  月日は主要地点のもの







  世界の熱帯性低気圧


 台風・ハリケーン

   

 大洋横断について述べるには大西洋しか経験のない小生には資格がないのかもしれません。これから後期高齢者になった爺にはもう他を望むべきもない。最近に堀江さんが80を超える年齢にもかかわらずに太平洋を西航されています。 また、昨年は辛坊さんが太平洋を周回されました。 最初の太平洋横断で使用したブリストルチャネルカッタ-28は、縁があって小生がそのヨットを海外から持ってくるお手伝いをしました。

 日本や大陸の東岸より東航する大洋横断は、気候の関係により最初の大陸を離れる段階で難航が予想されます。それゆえ横断に冒険を望むのでなければやりたいものではありません。貿易風に乗って追手でスイスイ航海する安易な航海を小生のようなナマケモノには向いています。

 この資料を作った30年前には、それまでの帆船乗りが長きにわたって記録してきた気象情報よるパイロットチャ-トを参考にして小生が考えてみたものです。 ここ5年ほどは異常気象が続き台風の到来時期も違ってきました。計画を考えておられる人は最近の気象情報を吟味してプランしてください。長い目でみたら地球温暖化は本当であろうかと思っていますけれども。

 日本から出港するのは難しいものになるので、欧米でヨットを購入したケ-スになると思われます。考えておかねばならないことは米国でのハリケ-ンなどの熱帯性低気圧の時期です。 日本でも台風発生の時期が早まってきており、日本近海に差し掛かる時期は注意する必要があると思います。



  大洋航路とクル-ジングル-ト

  ヨット天文航法

  世界距離表
         http://endyachts.sblo.jp/article/189418903.html?1650390185


 

 大西洋横断    カリブ海のハリケ-ンの時期に注目



  大西洋横断

  大西洋横断ル-ト

 

 太平洋横断   ハリケ-ンと台風の時期に注目



   ヨットの大圏航路

   温暖化によるフロリダからの廻航



 インド洋横断  モンス-ンの時期と風向に注目

 
 東南アジアから欧州へのクル-ズル-ト 12月


  パイロットブック

  パイロットチャ-ト



       2022-4-12




    国旗とクルージング


        国旗掲揚とクルージング

 船舶の国旗はその国籍を示します。 船舶の国籍はその国民か企業にしか与えられません。船尾に挙げられなければならない国旗はその船舶の国籍を表します。乗組員がその国籍であるとは限りません。オーナーはそうですが、従い乗組員の国籍は必要ならマストの左舷側に掲揚いたします。右舷側に掲揚するのは、その入港した国に敬意を表して入港国の国旗を揚げることになります。他に検疫を要求するQ旗や船舶信号旗を揚げることになります。日本の海上交通法や港則法で要求される旗も同様です。


 VHFや携帯電話が発達した現代ではアマチュアでは国際信号旗の意味あいは薄れています。その意味を示す国際信号書をもっているヨットはまれになったでしょう。


 ロングクルージングで船尾に大きな国旗を揚げる意味合いはそういうものではありません・笑い。海外に在留している日本人の方々に、日本からはるばる来たヨットここにありと表現して、いろいろ教えを乞うたり、多いにあることですが歓迎を受けたりするのに便利なものと化しています。おすすめいたします。


 9月11日のこのブログに、ヨット日本周航で述べましたが船尾に揚げていた国旗を官憲・現地警察から降ろすように言われた不思議な経験をしたこともあります。

  

  

 外国も含めて艦船に挨拶をするときには艦船とすれ違う際に、挙げていた国旗を半ば下げて再びお辞儀のように揚げることをします。答礼として艦船は同様のことをいたします。かって内航船に乗っていた時に当時の悪い先輩は自衛艦の潜水艦とすれちがう際に、滑り落ちそうになって滑稽に走って艦尾にいく潜水艦乗組員を面白がって見たいがためにやった船員がおりました。イケマセン。同様に挨拶として国際信号旗UW旗を揚げて、答礼にUW1旗・貴船のご安航をお祈りいたします・とマストに掲揚する方法もあります。ジプリアニメのコクリコ坂にも表現されています。


   2014-9-29